このところ別件が忙しく、このブログもほったらかしになっていた。
その間におそらく今後の環境問題を決める最大のイベント「洞爺湖サミット」が開催された。
何が話し合われ、何が決まったのか簡単に見ておこうと政府広報を見てみた。
<21CH>地球環境・サミット
・ G8北海道洞爺湖サミット
http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg2011.html
実はこのサミットの裏舞台の様子がNHKで報道されました。
その中でシェルパ会議というのが注目されました。
実はあの中で使われていたデジタルペンというのは日立マクセルのデジタルペンで、スウェーデンのANOTO社がライセンス供与しているものです。
教育に使えないかとずーと関心を持っているもので、大学で使い始めました。
ゆとり教育の行方 - 発見の日々
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ポケブラ
G8首脳会議では、各国首脳が邪魔されることなく議論ができるように、会議場には首脳のほかは、首脳の個人代表を務めるシェルパしか入室することができません。 そのため、会議で何が話されたかについては、同席するシェルパがメモ(最近はデジタル・ペン・システム等も活用される)をとり、内容についてシェルパの補佐役となる政府職員に対して「デブリ」を行うことになります。
これら「デブリ」を受けた職員が、TV会議システムなどを駆使しつつ、現地同行の記者や各省職員、国内の関係者へ報告していくことになります。 この「デブリ」という言葉、debriefing(ディブリーフィング)の略で、もともと戦場において上官に戦況を“かいつまんで”報告することを意味する言葉で、この場合、「会議場にて聴取した内容を、さらに第三者に報告すること」を指しています。
シェルパからデブリを受けた指定職員等は、記者へのブリーファー(説明者)として、また同行各省職員へのデブリファー(報告者)として、情報の伝達役という重責を担うことになります。なお、記者ブリ(記者説明)は、新聞記事の締め切り時間などとの兼ね合いもあるため、貼り出しやメモ配布という形態を取る場合もありますが、通常は同行の政府職員が要点を説明する形で行われることが多いようです。 各国首脳は最終日に記者会見を行い、サミットの成果を報告することになりますが、世界が最も注目する国際会議ゆえに、裏舞台では壮大な伝言ゲームが繰り広げられています。
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