今朝(2008.04.25)の日経朝刊企業面にグリーンネットワークの記事が載った。ネットワーク機能の消費電力を下げCO2の排出量を抑える技術のことだが、サーバーとルーターの消費電力が大きくIT機器の電力消費の六割に達するらしい。経産省の予測ではインターネットの利用拡大で2025年には現在の五倍にあたる2400億キロワット時になる。日本全体の消費電力とCO2排出量も5%から20%に増えると予測している。記事によると次々世代ネットワークの普及を2016年以降と見込んでいるが、それを機に電気信号からの消費電力の少ない光信号への転換を狙っている。もちろん省電力型のLSIを使ったパソコンも増える。
とここまで記事の紹介を書いていて思う素朴な疑問。経産省の試算だけどこれでいくと京都議定書のマイナス6%は実現していないと見ているのだろうか。技術革新を見込まない場合の予想なのだろうか。科学技術の予測の場合、推計方法があるのだろうが記事からは何もわからない。ちょっと宿題にして調べてみようかな。ネットに元の情報はあるのだろうか。記事には何に発表された推計なのかレポート名が書いてない、残念。
やはりソース(一次情報)にあたらないと何もわからないのね。
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