少雨の影響で大分県別府市の志高湖の水位が最も深い所でも約1メートルに下がり、貸しボートの営業が休止に追い込まれた。由々しき事態ですね。場所を確認しておきましょう。
運営する別府市綜合振興センターによると、渇水による休止は1995年夏以来、16年ぶり。 志高湖は、鶴見岳中腹にあり、年間約17万人の観光客が訪れる。水位は昨年夏には最も深い場所で約5メートルあったという。16日から休止しており、再開の見通しは立っていない。 センターは、水位がさらに低下すれば、湖で飼育している約1万匹のニシキゴイを避難させることも検討するという。矢野秀樹主任は「これからが書き入れ時。まとまった雨が降ってくれれば」と話していた。
大分地方気象台によると、志高湖に近い大分市長浜町の4月の降水量は16・5ミリ(昨年4月は235・5ミリ)で、1887年の観測開始以来、最も少なかった。5月も16日までに25ミリしか降っていない。 (2011年5月18日12時40分 読売新聞)
この記事にトラックバックする