時事ドットコム:
「環境」が世界経済動かす=11兆円の資本移動に影響-米研究所"2008/01/10-14:18 「環境」が世界経済動かす=11兆円の資本移動に影響-米研究所
>【ワシントン10日時事】米国の民間シンクタンク、ワールドウオッチ研究所は10日までに、「2008年世界の状況」と題した地球環境白書を発表し、地球温暖化などへの関心の高まりを背景に、「環境」が世界経済を動かす時代になったとの分析を示した。環境問題は企業や投資家の行動を左右し、年間1000億ドル(約11兆円)以上の資本移動に影響しているとの試算もあるという。
>白書は、環境に伴うビジネスチャンスが投資を呼び込んでいると説明。06年に、再生可能エネルギーへの投資は前年比33%増加したほか、二酸化炭素(CO2)の排出権取引市場は前年の3倍の規模にまで膨らんだ。
どうも、そうなりそうだと思っていたが、なんとなく、「経済」という視点からの「環境」への取り組みという動きが加速しているようだ。関心が持たれるのはいいが、すべてが「
貨幣化」していく動きに懸念がないわけではない。いや、はっきりいうと、「貨幣化」が進むと、間違いなく問題が見えなくなる。
この問題は、むしろこの
ブログのテーマにしなければいけないことかもしれないなあ。
「貨幣化」と単純に表現したが、これはとても深い問題である。ミヒャエル・エンデが寓話のなかで語ったことでもあるし、触るものがすべて金に変わるというミダス王の悲劇の話にも通じる問題。排出権取引という話を聞いた時から、危惧したことではあるが、この
貨幣化をテーマにちょっと追いかけてみることにする。
環境ecoブログ
このブログの姿勢を表明しておこう <その1>上記の記事を書いた時に言いたかったこともだいたい、このことだ。地球温暖化問題は、盛り上がりを見せるとともに、すでに難しい問題を抱えたということになる。
[0回]
PR