福島第一原発の現状は間違いなく人類規模の危機の状況になっています。
慣れてしまったのか、いちいち報道に驚かなくなっていますが、どうも状況はまずいようです。
爆発しないで、このまま冷却がうまくいくことを願っていますが、破損した圧力容器、むき出しの燃料棒、使用済み燃料プール、放射性物質で汚染された瓦礫、冷却に使われ回収されない汚染水と問題は山のようにあり、その一つひとつが大問題です。
アメリカ軍の専門部隊やフランス・アレバ社など専門技術を持った企業がようやく入り、鮮明な画像など情報も出てくるようになりましたし、日本の研究者からの提案でセシウム除去の方策などのアイデアも実際に動き始めています。
北海道大学、東工大、福島大学など国立の大学ががんばっているようです。
しかし、この問題の解決のためには、世界中の研究者や技術者の知恵が必要かもしれません。
世界に日本から呼びかけアイデアを募る仕組みはネットを使えば比較的容易にできるはずです。またそれらのアイデアを一つひとつ検証するためにはバックアップするボランティア組織が必要になりますが、大学を中心に国内に作れるでしょう。
【提言】世界の叡智を福島に!!
APOLLO13の時はあるものを使って地球帰還させるミッションがNASAでなされました。
福島第一原発を無力化させていくプロジェクトを世界中の叡智を集めてできる仕組みができないでしょうか。きっと解決策はあるはずです。
「FUKUSHIMAのために世界のすべての人の知恵を貸してください」
こういう呼びかけを世界の大学、研究機関に政府は送りましょう。
またこのための資金も世界の篤志家、富豪に呼びかけましょう。
やりましょうよ!!
日本が世界に救いの手を求めることは恥ではありません。そういうことができる国になることは国家の成熟を意味します。
アメイジングD.C. (2011-01-21)
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