2011年1月、「あらゆる環境問題の根源・原動力である「本丸」にいよいよ切り込みます」と宣言して、「幸せ経済社会研究所」を設立し、活動を始めました。
地球温暖化も生物多様性の減少も、問題の「症状」のひとつです。こうした多くの問題を引き起こしているのは、有限の地球のうえで、無限の経済成長を求める構造ではないか、という問題意識です。
これまで、世界の大部分では、経済成長はなくてはならないものだと(無意識・意識的に)考えられてきました。しかし、温暖化をはじめとする環境問題の影響が明らかになるにつれ、“経済成長”について問い直す必要があります。
しかし一方で、現在の社会や経済の構造が“成長”を基盤としているかぎり、現状の構造のまま、経済成長をやめることは、社会が不安定になるという側面もあります。
<発言要旨> 望月義夫大臣「環境大臣並びに原子力防災大臣に就任しました。平成14年には環境大臣政務官を務めた。福島県の皆さんの思いを胸に、除染の問題、中間貯蔵施設の問題、福島の復興に全力で取り組む覚悟。
総理から汚染の廃棄物の処理と除染の加速化をしっかりやるように言われた。環境省には原子力規制委員会があるので、サポートしていく。地球温暖化対策、廃棄物リサイクル対策、生物多様性保全など環境問題は我が国だけではなく人類の持続に関わる」
以下、質疑応答。
記者「前大臣も苦労していた放射性廃棄物の処理に関する中間貯蔵施設の問題について、大臣はどのように取り組むのか」
望月大臣「皆さんの意見を聞き、説明していく。佐藤知事や町長の皆さんに感謝している。緊密に連絡をとっていく」
記者「大臣は福島に行き、中間貯蔵施設などの意見をうかがいたいとおっしゃった。具体的にはどのような期間と内容を聞くのか」
望月大臣「日程が許すのならば、一日でも早くうかがい、知事や町長に会いたい。中間貯蔵施設の問題は、最初の仕事になると考えている」
記者「福島の方との信頼関係はどのように作るか。原子力規制委員会のサポートはどうするのか」
望月大臣「できる限りの時間を割き、地元に行き、現場の人の声を聞く。規制委員会に対しては口を挟んではいけない。立場をわきまえ、予算の面などサポートする」
記者「温暖化対策の件については?」
望月大臣「異常気象や豪雨などの関係があるのではないかと言われ、避けては通れないと思うので、様々な提案をしていきたい。世界と対等に渡り合えるような数字を出していきたい」
記者「水俣病の問題の現状については、どのように考えるか」
望月大臣「全ての皆様が幸せに生活できるように様々な面でご支援していきたい。これまでも、国会で様々なことをしてきた。現在の状態について、よく勉強をしていき、今後も検証をしていく」
記者「再生可能エネルギーについて。原子力依存を低下させつつ温室効果ガス削減のため、原子力の利用方法が大切になるが、どのように考えるか」
望月大臣「エネルギー問題は経産省的な問題もある。環境省と経産省の互いの問題を付け合わせたものを出したい」
記者「水俣病について、2度目の政治決着の判定が終了した。大臣はこの問題は解決したと考えるか」
望月大臣「認定されなかった方が相当数認定された、特措法の業績は大きい。しかし、特措法の救済措置を持ち、終わりとは考えない。積極的に取り組んでいく」
記者「指定廃棄物に関して、栃木県塩谷町で再処理施設について反対集会があった。この問題に対し、どのように打開するか」
望月大臣「指定廃棄物が大量に発生している現実のなかで、福島、宮城、茨城、栃木、群馬、千葉などで必要な処分場を確保し、指定廃棄物の処理を進めていく。話が進展しているところ、そうでないところがある。我々は説明していく。住民の皆さんの意見を聞かなくてはならない。住民の皆さんのご理解がなければできないので、ご意見を交わし、進めていく」
記者「大臣自身で視察はしますか。また、処分場を各県に一箇所ずつという方針は変わらないのか」
望月大臣「基本的には各県に一箇所はお願いしたいと思います。互いに理解できるような手立てがあると思う。責任は取るが、適任者がうかがう」
記者「規制委員会が新基準適合性審査をしている。再稼働はすべきか、規制委の仕事ぶりはどう思うか」
望月大臣「規制委に圧力をかけてはいけない。慎重に対応する必要がある。サポートはするが口は出さない。再稼働をするかどうかは我々の範疇ではない」
<発言要旨> 望月義夫大臣「環境大臣並びに原子力防災大臣に就任しました。平成14年には環境大臣政務官を務めた。福島県の皆さんの思いを胸に、除染の問題、中間貯蔵施設の問題、福島の復興に全力で取り組む覚悟。
総理から汚染の廃棄物の処理と除染の加速化をしっかりやるように言われた。環境省には原子力規制委員会があるので、サポートしていく。地球温暖化対策、廃棄物リサイクル対策、生物多様性保全など環境問題は我が国だけではなく人類の持続に関わる」
以下、質疑応答。
記者「前大臣も苦労していた放射性廃棄物の処理に関する中間貯蔵施設の問題について、大臣はどのように取り組むのか」
望月大臣「皆さんの意見を聞き、説明していく。佐藤知事や町長の皆さんに感謝している。緊密に連絡をとっていく」
記者「大臣は福島に行き、中間貯蔵施設などの意見をうかがいたいとおっしゃった。具体的にはどのような期間と内容を聞くのか」
望月大臣「日程が許すのならば、一日でも早くうかがい、知事や町長に会いたい。中間貯蔵施設の問題は、最初の仕事になると考えている」
記者「福島の方との信頼関係はどのように作るか。原子力規制委員会のサポートはどうするのか」
望月大臣「できる限りの時間を割き、地元に行き、現場の人の声を聞く。規制委員会に対しては口を挟んではいけない。立場をわきまえ、予算の面などサポートする」
記者「温暖化対策の件については?」
望月大臣「異常気象や豪雨などの関係があるのではないかと言われ、避けては通れないと思うので、様々な提案をしていきたい。世界と対等に渡り合えるような数字を出していきたい」
国内とアジア地域の子どもたちを対象とした第18回「“ぼくたちの地球を守ろう”小学生・中学生ポスターコンクール」で、南部中学校3年、調子ちえさん(15)=和歌山県みなべ町埴田=の作品が、文部科学大臣賞(中学生部門)に選ばれた。環境問題に対する子どもたちの意識向上を目的としたもので、今回は「水」をテーマに国内と韓国の小中学生から計837点が寄せられ、入賞7点を選んだ。
金沢工業大学は、学生が多国籍チームを組み、アジアの村でのイノベーション創出に取り組むグローバル人材育成プログラム「ラーニングエクスプレス」を9月に実施する。専門分野や言葉や文化も違うアジアの学生たちがチームを組み、地域発展、環境問題、持続可能な社会の観点から、村人の立場になって何が問題で何が必要とされているのかを考え、生み出した解決策は試作品として具体化し、村人に提案する。
静岡、山梨両県は28日、環境問題を話し合う「第1回環境行政連携会議」を静岡市で開いた。富士山やリニア中央新幹線工事など、両県に共通する環境保全対策について現状と課題を話し合った。今後互いの県の取り組みを参考にしながら、連携強化を進める。
政府は、強い毒性と感染力を持つ新型インフルエンザの国内流行が予想される場合、国民の安全確保のため、原則として全国民に予防接種を行う方針を固めた。
国内の医薬品メーカーなどと連携し、2013年度に1億3000万人分のワクチン供給体制の確立を目指す。9日の閣議で特別措置法案を決定し、今国会に提出する予定だ。
政府は、強毒性の新型インフルが流行すれば、国内で最大64万人が死亡すると推計している。
特措法案では、新型インフルの流行時に、首相が本部長を務める政府対策本部を設置すると明記。予防接種は、対策本部が「新型インフルエンザが国民の生命・健康に著しく重大な被害を与え、国民生活・経済の安定が損なわれないようにするため緊急の必要がある」と判断した場合に実施する。接種対象者や期間は対策本部がその都度検討するが、深刻な流行が予想される場合、持病が悪化する恐れがある患者などを除き、全国民への接種を想定している。
(2012年3月6日14時36分 読売新聞)