雪深い地方でも年間を通じて太陽光発電できるよう、ミサワホーム北海道は、ソーラーパネルを住宅の屋根ではなく壁面に取り付ける技術を開発。旭川市でモデルハウスを公開中で、自然エネルギーへの関心の高まりを背景に、注目が集まっている。
壁型パネルについて産業技術総合研究所の研究員加藤和彦さん(45)は「公共施設では普及しているが、一般住宅は珍しい。自家発電は災害時にも有効」と話している。
同社によると、豪雪地の旭川では冬の時期、屋根型のパネルは雪に覆われほとんど発電できない。このため、壁型パネルを取り付けた住宅を昨年11月に企画、半年がかりで完成させた。
この記事にトラックバックする