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日本海難防止協会は28日、深刻化する離島の漂着ごみ対策として、流れ着いた発泡スチロール製品から現場で燃料油を抽出できる初の小型装置を開発したと発表した。
協会によると、発泡スチロールを溶かして燃料化するには大型施設が必要だったが、装置の重量を4トントラックで運べる3・2トンまで小型化。重さ80~90キロの発泡スチロールから、ボイラーなどに使う「スチレン」を8時間で60キロ抽出できるという。
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