
厳しい寒さで和歌山県白浜町沿岸の海水温が下がり、黒潮に乗って北上してきた熱帯魚が「凍死」して浜辺に漂着するケースが相次いでいることが京都大瀬戸臨海実験所(白浜町臨海)の久保田信准教授の調査で27日分かった。
久保田准教授は「これほど多いのは黒潮大蛇行のあった2005年以来。熱帯魚にとって受難の年になりそう」と話している。
70年ぶりに淡水魚「クニマス」の生息が確認された山梨県の西湖で、昨年12月に釣り上げられた魚2匹について、西湖漁協がクニマスの可能性があるとして京都大の中坊徹次教授に鑑定を依頼していたことが25日、漁協への取材で分かった。鑑定結果は出ていない。
南米ペルー沖で海面水温が下がり異常気象の原因となる「ラニーニャ現象」が昨年来、猛威を振るっている。西日本を中心とした大雪のほか、オーストラリアの豪雨やインドの低温、昨年はロシアや日本の記録的猛暑に影響した可能性がある。
ラニーニャは、ペルー沖で海水温が上がるエルニーニョ現象より気候に与える影響は小さいというのが通説だが、気象庁は「地球温暖化に伴う長期的な気温上昇など、さまざまな要因がラニーニャの効果を強めたのかも」としている。
オーストラリア東部は昨年末から、豪雨に見舞われ、2010年の同国の降水量は1900年の統計開始以降3番目の多さで「ラニーニャが原因」とされる。インド西部からパキスタンの低温にも影響した可能性がある。
2011年が国連が定めた「国際森林年」であることをPRするイベントが15日、東京都内で開かれ、地球温暖化防止策としての森林の役割や、適度な間伐などで持続可能な森林経営を行うことの大切さをパネル展示などで訴えた。
イベントは住友林業が主催し林野庁、国土緑化推進機構が参加。JR有楽町駅前には特設ドームがつくられた。
新成人に節水が必要と考える一番の理由について尋ねたところ、40%が「水道料金を抑えるため」と回答、「もったいないから」(32%)や「環境を守るため」(13%)を上回ったことが9日、食品メーカー、ミツカンの「水の文化センター」の調査で分かった。
節水が必要と思う人は86%で、実際に節水をしている人は60%。内容は「蛇口の水を出しすぎない」「歯磨き中に出しっぱなしにしない」などが挙がった。“財布重視”の傾向に同センターは「環境意識より、金銭的な節約を重視している現実的な人が多いようだ」と話している。 調査は昨年10月、東京、神奈川、埼玉、千葉の4都県に住む20歳の男女400人(1990年4~10月生まれ)を対象にインターネットで実施。
2011~20年までを「生物多様性の10年」とする国連決議に基づいて、生物多様性条約事務局がまとめた実施計画案が25日、明らかになった。10月、名古屋市での同条約第10回締約国会議(COP10)で採択された生物多様性保全の国際目標「愛知ターゲット」の実現を確実に図るため、各国政府を支援することを目標とする。
また「世界の生物多様性への認識は極めて低い」との観点から、今後10年かけて生物多様性の重要性に対する理解を進める。「多様性の10年」は日本政府の提案に基づき国連総会で正式に決まった経緯があり、政府は積極的な協力を求められる。 生物多様性条約の採択記念日にあたる来年5月22日に東京で、正式スタートの式典を開く。
北京で販売されている食用キノコの9割が漂白剤に汚染されていた―。中国紙が小学生の男子児童(11)による調査結果を報じ、慌てた北京市の食品安全管理当局が「百パーセント近くが安全」と反論する騒ぎがあった。市民の間では「小学生を信じる」との声が圧倒的で、食の安全をめぐる当局への不信感を浮き彫りにしている。